
- 01 Thu. 2018up OTHER 別府八湯ウォーク
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白壁に緑色のトンガリ屋根。大正浪漫をまとった姿。駅前高等温泉は昔も今も、これからも、このまちの暮らしの真ん中にある。
白壁に緑色のトンガリ屋根。大正浪漫をまとった姿に思わず足を止めてしまった。見上げた建物の右側には「駅前温泉」、左側に「高等温泉」の文字が堂々と掲げられている。ガラス戸を開けると「高等湯」「並湯」と書かれた、2つの入口があった。迎えてくれた番台さんに「高等湯にはあつ湯とぬる湯がありますよ。並湯はちょっと熱めよ。熱いお湯は大丈夫?」と尋ねられた。少し迷いながらも、並湯を選択。
のれんをくぐった先には、ピンク色に染められたお風呂場があった。赤、青、ピンクに黄色、色とりどりのガラスをすり抜けた光が、おだやかにお風呂場を包んでいる。かかり湯でお湯の熱さを馴染ませながら、体を清めて湯船へ。お湯の静かな流れに身をゆだねていると、まちの真ん中にいることを忘れてしまう。

カラフルなプレートで売り上げを集計
温泉成分に染められた湯船が、80才を超えるこの温泉の永い時を物語る。木造の建物が立ち並ぶ景色の中、ドイツ建築様式のお洒落な温泉はまちのみんなの自慢だったそう。子どもも大人もこぞってこの温泉に訪れては、温かなお湯を楽しんでいた。「高等」の名前はみんなの自慢の証。
お風呂に来てみんなでおしゃべりするのが楽しみなんだと、にこにこ笑うお母さん。「用事があって来られないときは、『今日は行かんよ』ってここに電話するんよ。こんとみんなが心配するけんね」お湯の中で心と心が行ったり、来たり。やっぱり温泉はみんなで入るのが一番。
「気持ち良かったかい?」番台から声を掛けてくれたおじいちゃんは管理人さん。昭和10年代からずっと通っている筋金入りの常連でもあった。子ども時代、ここら一帯は空き地で、ビリヤードのお店とこの洒落た温泉があった。当時はまだお風呂の数も少なくて、とにかく多くの人たちがここに集まってきていたのだそう。
「この温泉のおかげで恩恵をたくさん受けた。この高等温泉は、駅前町の宝。だから大事に残していかんと」そう愛おしそうに話してくれた。管理人さんをしているのには、そんな恩返しと恩送りの気持ちがあるのかもしれない。
おじいちゃんが繰り返した「このまちの宝だ」という言葉が忘れられない。駅前高等温泉は昔も今も、これからも、このまちの暮らしの真ん中にある。

のれんをくぐった先には、ピンク色に染められたお風呂場が

みんなの温泉です。ルールを守って気持ち良く、楽しく入りましょう

温泉地・別府には海外からも数多くの観光客が訪れる。欧米から来た人たちは特に、美しい自然を見ながら入浴できる温泉を求める人が多いという。別府を隅々まで知り尽くした「温泉名人」たちに、とにかく景色が良いオススメの一湯を紹介してもらった。

オッス!オラ筆者 この世には不思議なものが、まだまだあふれている。その一つが「温泉ハンター」だ。温泉ハンターとは、携帯アプリで別府市内にある温泉の位置を教えてくれる優れものである。この温泉ハンターアプリを使った温泉探しの旅もいよいよクライマックス。

オッス!オラ筆者 この世には不思議なものが、まだまだあふれている。その一つが「温泉ハンター」だ。温泉ハンターとは、携帯アプリで別府市内にある温泉の位置を教えてくれる優れものである。今回は、この温泉ハンターアプリを使って温泉探しの旅に出た。


山は富士、海は瀬戸内、湯は別府。キャッチフレーズが表す通り、別府は日本でも有数の温泉地。多種多様な温泉が観光客を待っている。水着を着て入る温泉や、別府には入れ墨がある人の入浴を許可する温泉も100近くある。別府に来たからには、ぜひ温泉を楽しんで!

圧倒的な湧出量と源泉数を誇る別府の温泉。日本一と呼ばれる温泉地であるが、その楽しみ方も千差万別。ロケーション、泉質、効果効能、美肌、生活感など、それぞれの温泉にそれぞれの個性があります。ぜひ湯桶を片手に湯めぐりを楽しんでみませんか。


別府には日本の源泉の約1割にあたる、約2300の源泉があり、その中の約140湯の共同温泉やホテル旅館の温泉が、この温泉道に参加しており、その中の88湯をめぐり「スパポート」と呼ばれるスタンプ帳にスタンプを集めることで、「別府八湯温泉道名人」の称号を与えられます。


別府には日本の源泉の約1割にあたる、約2300の源泉があり、その中の約140湯の共同温泉やホテル旅館の温泉が、この温泉道に参加しており、その中の88湯をめぐり「スパポート」と呼ばれるスタンプ帳にスタンプを集めることで、「別府八湯温泉道名人」の称号を与えられます。