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「今こそ」温泉に浸かって免疫力を高めよう?

「今こそ」温泉に浸かって免疫力を高めよう?

「今こそ」温泉に浸かって免疫力を高めよう‼

日本一の温泉地別府(※1)。今、その温泉に注目が集まっている。温泉に免疫力を高める効果があるといわれるからだ。
噂は本当なのか。九州大学病院別府病院の内科准教授である医学博士・前田豊樹先生にお話を伺った。
(※1湧出量、源泉数日本一)

前田先生のお話は驚きの連続で、普段何も考えずに温泉に浸かっていた筆者は恥ずかしさを感じた。驚きの全貌を紹介しよう。

写真/ホテル白菊 楠湯
 

温泉の免疫力を上げる効果その1 

リラックス効果

写真/北浜温泉 テルマス
 

温泉に入浴することでリラックスする。これは誰でも知っていることだが、実は免疫力と密接に関係している。

写真/岡本屋旅館
 

大半の人は日々の生活でストレスを感じることがある。ストレスを感じることでうつ病や食欲不振などを起こさないように、人の体内ではストレスホルモンが分泌され、ストレスを感じないように作用して心身を守る。一方で、ストレスホルモンは免疫作用も抑制してしまう。この状態の時に、ウイルスや細菌が体内に侵入すると発症してしまう可能性が高い。大きなストレスを抱えているとストレスホルモンも多く分泌されるので免疫力が低下してしまう。

写真/明礬 湯の里
 

ストレスの観点からみると、自分の好きな温泉にゆったり入ることで、ストレスから解放(抑制)され、免疫力を向上させることができるのである。

写真/湯屋えびす
 

温泉の免疫力を上げる効果その2 

体温を上げる

写真/杉乃井ホテル 棚湯
 

人間は風邪やインフルエンザを発症すると発熱する。なぜ発熱するのか。それは、人間の持つ免疫力を最大限に高めるためである。常時発熱しているとエネルギーを大量に消費してしまうため必要な時だけ上がるようになっている。平時であっても体温を上げる方法がある。それが温泉である。温泉に浸かることで身体の芯から温まり、免疫力を自然に高めているのである。

写真/別府温泉保養ランド
 


温泉と自宅の風呂との違いはあるのだろうか。実体験として温泉の方が湯冷めしにくい印象はあるが、科学的に見ると温泉の成分が影響しているようだ。自宅の風呂は水道水を温めて入浴する。水は比熱(1㌘当たりの物質の温度を1度上げるのに必要な熱量)が最も小さい物質といわれている。水を温めたお湯では身体の表面だけが温まるため、入浴後すぐに湯冷めしてしまう。温泉は地中のさまざまな成分が混じっているために、水より熱を伝える効果が高く、芯まで温まるので湯冷めしにくいのである。

写真/さわやかハートピア明礬
 

温泉の免疫力を上げる効果その3 

血流がよくなる

写真/悠彩の宿 望海
 

温泉に浸かると普段温まりにくい指先などの末端にも血液が届き、体温が上がる。体のあちこちにたまったストレス物質などが血流によって流され、体を掃除してくれる効果を得られる。

写真/四の湯温泉
 

温泉に入ることで免疫細胞が活性化された状態をつくり、リラックスすることで免疫力を最大限に発揮できる状態をつくる。免疫力を高めるものの代表として温泉があるといっても過言ではない。前田先生は「温泉は日本の素晴らしい知恵です」と話していた。

写真/夢幻の里 春夏秋冬 滝湯

※この記事は2020年3月時点の情報をもとに作成しております。営業時間やサービス内容が変わっている可能性がございますので予めご了承ください。

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