
- 12 Fri. 2016up BEPPU-EKI お食事処 とよ常 北浜本店
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敷地内に広がるイングリッシュガーデンを眺めながら石畳の小路を進んだ先にあるのは、まるで絵本の中から飛び出してきたような一軒家。中に入れば、そこはもう「Little Tea Room」の世界。至福の時間を過ごすための場所。
敷地内に広がるイングリッシュガーデンを眺めながら石畳の小路を進んだ先にあるのは、まるで絵本の中から飛び出してきたような一軒家。
「チリンチリン」しっかりとした造りの木製ドアを開けると、ベルが優しく鳴り響く。中に入れば、そこはもう「Little Tea Room」の世界。至福の時間を過ごすための場所。
人目を惹く、愛らしい佇まいの一軒家
1人で訪れていた男性を指して、「『コーヒーある?たばこは吸えるの?』それが、最初の会話だったんですよ。うちはコーヒーもないし、たばこも吸えないけれど、それでもずっと来てくださっているの」と、石田さん親子は笑う。店内を楽しそうに見渡していたお母さんは、親子の時間を楽しんでいた。
「スコーンが美味しいからって、娘が連れてきてくれたんです」。来た人を虜にするのは、石田さんが選び抜いた種類豊富な紅茶と、注文後に生地から作るスコーンをはじめとした、数々のスイーツ。それと、イギリスから運ばれてきた調度品をしつらえた店内の雰囲気。
石田さんのこだわりが詰まったこのお店で過ごす時間を、誰もが楽しみにしているのだろう。
クロテッドクリームと自家製ブルーベリージャムをたっぷりとのせたスコーンを口に運ぶと、焼きたてでふかふかの食感に、思わず口元がほころぶ。そして、ポットから注いだ紅茶を一口。ここではひとつひとつの仕草がゆっくりと丁寧になり、心が豊かになっていくみたいだ。
「レモンがある間はピールを作りますし、飾りのハーブはお庭から。出来ることなら、全てを手作りしたいんです」。納得がいくものだけを提供したいという石田さんの意識はとても高い。
過ごした時間の余韻を体に残したまま、元来た小路を歩いていく。来たときよりも、時間の流れがゆっくりと感じられた。
『別府ONSENアカデミア』は、温泉の様々な魅力を検証し、大切な資源である温泉を守りながら、国内の多くの温泉地とともに新たな温泉の可能性を全国、そして世界に向けて発信する温泉のシンポジウムです。
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「とみこ」と小さく書かれたのれんをくぐると、料理が並べられたカウンターが広がっていた。ここは富子さんが1人で切り盛りする「とみこ食堂」。
季節の花が庭先を彩る隠れ家のような「茶房たかさき」は、自宅を改装したカフェ。オーナーの高崎さん夫妻が丹精込めて育てた花が咲き誇るバラ園もあるという。
別府で昔から食べられているという石垣もちやおはぎが並んだショーケース。さんざん迷った末、決定した三色だんご。木陰で食べる三色だんごはとっても平和な味がした。公園の前にある和菓子屋さん稲荷餅屋 荒巻商店。
「そむり」と書かれた看板に促され、2階へと続く階段を上がると、そこだけ別の時を刻んでいるような古い時計。外の喧騒を全く感じさせない店内は、飴色の床にレンガの壁、銅製のレンジカバーなど、昔ながらのステーキハウスという風情。