今月のイベント

観る

【通りの達人】永石通り(なげしどおり)

『永石通り』は「なげしどおり」とよみ、名前の由来が面白い。この地を訪れた弘法大師が石を投げて落ちた所から湯が湧き出し、投石温泉(なげいし)と名付けられた。それが変化し永石温泉(なげしおんせん)に変わり、通りも永石通りとなったという伝説があるといいます。

『永石通り』まずは読み方からつまづいた。「なげしどおり」なのか「なげいしどおり」なのか。人によって呼び方が違うので正式な呼び方を市役所に問い合わせてみた。結果は「なげしどおり」だった。

 いきなり余談から始まったが実際永石通りを取り上げるにあたって非常に困っていた。何を取り上げていいかわからないからだ。不安になり2度ロケハンに行ってみるも通りに詳しい人も見つからず、取り上げるべき施設も見つからない。仕方なく別府市立図書館に行って歴史を調べてみるが永石通りの情報は非常に少ない。ただ、わかったことは名前の由来が面白いこと。この地を訪れた弘法大師が石を投げて落ちた所から湯が湧き出し、投石温泉(なげいし)と名付けられた。それが変化し永石温泉(なげしおんせん)に変わり、通りも永石通りとなったという伝説が書かれていた。

 不安を抱えたまま取材当日を迎える。車の通りは、そこそこ多いが人があまりいない。通りに詳しい案内人を探すが全く見つからない。とりあえず通りを歩いてみる極楽地獄別府取材班。しかし、この日は日曜日なのでお店もほとんど空いていない。案内人も見つからないまま取材を進める。

永石温泉(なげしおんせん) 

永石温泉(なげしおんせん)

永石通りメインの永石温泉。取材許可がなく中の写真は撮れなかったが、風情ある外観と素晴らしいお湯が魅力の温泉だ。

松原温泉(まつばらおんせん) 

松原温泉(まつばらおんせん)

清掃中のため中の写真は撮れなかったが、半地下、円形浴槽、脱衣所一体型など別府らしさの詰まった素晴らしい温泉。熱めの湯が多い別府市内の共同湯の中では珍しくぬるめの入りやすい温泉。温泉入門者にぜひ浸かってほしい温泉だ。

紙屋温泉(かみやおんせん) 

紙屋温泉(かみやおんせん)

永石通りから少し入った路地裏にある情緒たっぷりの温泉。非常に泉質が良く飲泉も可能。湯温はかなり高めだが別府らしさは抜群。常連も非常に多い。

SPICA(スピカ) 

見ているだけでも時間を忘れてしまうアイテムが多数。

永石温泉のやや上にある雑貨屋。失礼だが、おしゃれ過ぎるお店が永石通りの中で浮いている印象。品揃えも洗練されていて思わず欲しくなるアイテムが多数。見ているだけでも時間を忘れてしまう。

住所
別府市立田町1-34 
営業時間
10:00~17:00 店休日:水曜、日曜(展示会・催事の場合は日曜営業) 

案内人が見つからないので、ベタな情報しかない。このままでは、とれ高が非常に少なく極楽地獄別府の名誉に関わる。我々取材班は威信を掛けて禁断の永石通りのわき道へと進んでいった。そこはネタの宝庫であった。

後藤さん宅の庭 

後藤さんが15年ほど掛けて製作したジオラマ作品

後藤さんが15年ほど掛けて製作したジオラマ作品が庭先に並ぶ。一つ一つにテーマがあり、見ていてとても楽しい気持ちになる。極楽地獄別府では後藤さんの庭を勝手に別府遺産に認定した。

住宅街の中の秘湯 

トタンを開けるとそこには、なんと温泉が。

住宅街の中にある空き地に不自然な形でトタンを被せたものを発見。少し犯罪の匂いを感じながらも近づいてみる。トタンの中を見てみたくなり土地の所有者を近所で聞きこみ。すると磯野さんという方が所有者とわかり訪ねてみた。「あの土地のトタンの中を見たいのですが。」突然の訪問にも快く引き受けてくれた磯野さんの後をついて先ほどのトタンのところへ。トタンを開けるとそこには、なんと温泉があった。住宅街の中にある露天風呂である。

鉄分を多く含んだ40度弱の温泉を触らせてもらう

以前はここに建物があったのだが、老朽化により建物を取り壊し温泉だけが残ったとのこと。温泉は100年ほど前からあるらしい。お湯を出してもらったのだが、湯量が豊富で30分ほどで溜まるそうだ。お湯を触らせてもらったが鉄分を多く含んだ40度弱の温泉であった。極楽地獄別府では、この名も無き露天風呂を勝手に別府遺産に認定した。

PICK UP POST

ピックアップ