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『APUインターン生が見た別府』別府の魅力“人”

はじめまして!9月からWander Compass Beppu(観光案内所「ワンダーコンパス別府」)でインターンをしているZumiです。普段は立命館アジア太平洋大学(通称APU)で観光学を学んでいます。この記事では、私がWander Compass Beppu(以下ワンダーコンパス別府)での仕事や街歩きの中で出会った方々について紹介します。インターンを始めてまだ1か月ですが、既にたくさんの素敵な方々との出会いがありました。

観光案内所「ワンダーコンパス別府」には日本中、そして世界中から多くの観光客が訪れます。家族、夫婦、カップルや1人旅など様々です。今回は私が出会った観光客、そして別府の人たちについて、思い出と一緒に振り返ってみます!

目次
I ベラルーシ出身の大学生
II 湯山の里の恒松さん
III 茶房たかさきの高崎さん
IV 内成棚田の後藤さん
V グローバルタワーで会ったらんちゃんとかじちゃん
VI その他にも...

ベラルーシ出身の大学生 

まずは、ベラルーシ出身の大学2回生のゲストさんについて、紹介します。彼は、私が初めて英語で接客する方でした。自分の英語力に少し不安を抱えながらも声をかけると、「高崎山に行きたいんだけどどうしたらいい?まだ別府に来たばかりだから全然わからなくて・・・」と母国と何もかもが違うので、困っていました。そこで、高崎山自然動物園とうみたまご(水族館)の入場料とバスの往復乗車券がセットになっている「モンキーマリンチケット」を紹介すると、そのチケットを購入され、「楽しんでくるね!」と笑顔を見せてくれました。また、別府駅周辺も観光したいとのことだったので、別府駅周辺の英語マップをお渡しすると、「ありがとう!本当に助かったよ!!(Thank you so much! You saved my life.)」と満面の笑みで言ってくれました。そんな大それたことはしていないのに、少しの気遣いでこんなに喜んでもらえるんだという驚きと同時に嬉しさがこみ上げてきました。

ベラルーシ出身のAPU生 

これまで様々なゲストさんとお話をしてきて感じたことがあります。それは、聞かれた質問に対して答えるだけではなく、会話を通してゲストさんに喜んでもらえる提案を加えることが、彼らの笑顔に繋がるということです。これからもまた様々なゲストさんとの出会いがあると思います。その際にも、気遣いと笑顔を忘れずに案内をしていきたいと思います!みなさんも別府の観光でお困りの際は、いつでもいらしてくださいね。

ここからは街歩きをして出会った素敵な方々についてお話します。別府といえば、「温泉」ですよね。最初はその温泉をご自身で作られた、湯山の里の恒松さんについてご紹介します。

湯山の里の恒松さん 

湯山の里に伺うと優しい笑顔で出迎えてくれた恒松さん。ワンダーコンパス別府で働いてることを伝えると、「色紙を書いてよ!」と施設内に飾る色紙を書かせてくれました。今までは感想ノートとしてお客さんの感想を残していたそうなのですが、「これからは色紙にしようかな。第一弾だ!」とおっしゃっていました。その後もお客さんとして来た有名な画家さんに書いてもらった絵の話やこれからできるサウナと水風呂のお話など、たくさんのお話を聞かせていただきました。お話を通して、お客さんと温泉を大切にしている恒松さんのお人柄が伝わってきました。

恒松さんとお話をして、笑顔と気遣いをしてくださる方という印象を受けました。写真を振り返っても、どの瞬間も優しい笑顔。そして、その笑顔の恒松さんのお話を聞いている間、私たちも笑顔になりました。つまり、笑顔は伝播するということですよね。笑顔でゲストさんと接することは大切なんだと、恒松さんを見て感じました。

茶房たかさきの高崎さん 

続いて、温泉が付いているというユニークな喫茶店の茶房たかさきの高崎さんについてご紹介します。スパポートでおなじみの別府八湯温泉道に登録されている「茶房たかさき」。こちらの喫茶店では休憩の後に温泉に入ることができるんです!そんなユニークな喫茶店の茶房たかさきには、優しく出迎えてくれるオーナーの高崎さんがいらっしゃいます。

9月からインターン生として働いていることを伝えご挨拶をすると、「さあさあどうぞ!」と迎えてくださった高崎さん。茶房たかさきのオーナーさんですが、別府の朝見エリアの活性化の為に尽力しているすごい方なんです。そしてなんと別府八湯温泉道名人会の初代会長さんでもあります。

もともと朝見エリアが高齢化しているという現状をどうにかしたいと感じていた高崎さん。そこで取り組んだのが”朝見エリアでの街歩き企画”と”マップ作り”、そして”朝市”です。朝見エリアは、八幡朝見神社を中心に魅力的な場所がたくさんあるのです。そこでの街歩きやマップ作り、朝市を通して、より多くの人に朝見を知ってもらいたい、来てもらいたいという想いがあるんですね。朝見についてのお話をしてくださっている間も、自分の経験を基に私たちにアドバイスをしてくださり、勉強をさせていただいた素敵な時間でした。やはり、年上の方から人生の教訓を学ぶのは学びになります。

内成棚田の後藤さん 

別府の観光名所といえば温泉だけだと思っていませんか?違うんです。他にも魅力がたくさんあります。その中でも「内成棚田」というとても綺麗な棚田をぜひ見ていただきたい!なんと、別府駅から車で15-20分で行けてしまうんです!こちらは「月見石」という絶景スポットで撮影した写真。この写真を見たら行きたくなりますよね?そんな素敵な場所である内成棚田で、この場所を盛り上げようと様々な活動をされている後藤さんとお会いしました。

後藤さんのお宅を訪れると、奥様が昼食の用意をしてくださっていました。お米、お野菜、果物、全て内成で採れたものだそうで、どれも素朴なお味でとてもおいしかったです。ちなみに、この時に頂いたものが人生初のイチジク。食わず嫌いで食べたことはありませんでした。他のインターン生も初めて食べるということで、若い人はこれまで食べたことのない食べ物が意外と多いんじゃないかなと思いました。こういう機会がないと自分からは口にしないですよね。素敵な後藤さんとの出会いだけでなく、初めての食べ物との出会いもありました。

お食事を頂きながら、後藤さんは様々なお話をしてくださいました。これまで様々な大学生がこの内成棚田でリサーチを行っていたこと、棚田でキャンプをしていたご家族に離れをお貸ししたこと。そして最も印象に残っているのが、この棚田を残していくための活動のお話です。内成は先ほどの朝美エリアと同じく高齢化が進んでいます。この棚田を継ぐ人がおらず、この写真を見てもわかる通りところどころ田んぼがなくなっています。そこで、内成棚田の魅力をアピールして後生に残していくために後藤さんが取り組んでいたのが、内成棚田の散策マップ作製。県と協力して行ったそうです。そのほかにも、最近内成でオープンした「MUGYUU」というカフェのサポートもされている、内成のプロフェッショナルといっても過言ではない後藤さん。すごい方ですよね。

先ほどお話した高崎さん、そして内成棚田の後藤さんに共通するのが、地域の課題を自分事として捉えて活動をしているということです。地域課題に対して自分ができることは何なのかを考え、それを実行しているという行動力の塊のお二人です。すごいですよね。このすごさをどうやったら身につけられるんだろうと考えてみた時に、「課題を自分事として捉える」ことはワンダーコンパス別府勤務の際にも真似ができるなと思いました。ゲストさんが困っていることを自分事として捉えて一緒に解決していく。そのような心構えをお二人から学びました。

グローバルタワーで会ったらんちゃんとかじちゃん 

「別府の街を一望する場所ってないのかな?あったらいいのに。」とぼんやり思っていたら、ありました!その名も「グローバルタワー」です。名前からしてかっこいいこの建物ですが、外観もこのように壮大です。別府駅から自転車で向かい、へとへとでたどり着いたグローバルタワーの麓で、素敵な出会いがありました。

「今日は夕焼けが綺麗ねえ。入り口はこっち?」と尋ねられた女性2人組。私たちも行くと伝えると、「一緒に行きましょう!」と言ってくれました。頂上に向かうと楽しそうに写真を撮っているお二人。写真を撮らせていただいたことがきっかけで、しばらく立ち話をすることになりました。この2人の名前はらんちゃんとかじちゃん。今朝別府に行くことを決めたそうで、「ドタバタだったのよ」とニコニコしながらお話をしてくれました。

「今日の朝にね、思い立ってこの子を連れて別府に来たのよ。そしたらこんなに素敵な出会いがあって嬉しいわ!」と、初めて話す私たちに笑いかけてくれるらんちゃんとかじちゃん。しばらくお話をしていると、「お名前は何?」「出身はどこ?」など私たちのことまでたくさん聞いてくださいました。最終的には「せっかくお名前聞いたのに忘れちゃうからメモするわ!」とメモまで。出会いを大切にしている素敵なお二人でした。

らんちゃんかじちゃんとの貴重な出会いで思ったことがあります。それは、私たちにとっては日常の一部でも、ゲストの方々にとってはどの瞬間も旅の思い出の1つになりうるということです。通りすがりの私たちと会話をしたこともお二人にとっては貴重な思い出。つまり、私たちがゲストさんにどう接するかによって、彼らの思い出が変わってしまうこともあります。それをはっきりと自覚した一コマでした。

その他にも… 

これまで素敵な方々との出会いや思い出をお話してきましたが、本当はまだまだたくさんの素敵な方が別府にはいらっしゃいます!ここには書ききれませんでしたが、別府の一休さんと呼ばれる花田さんや温泉名人の石井さん、鉄輪むし湯のスタッフさんや永福寺の住職である河野さんなど、挙げたらきりがありません。そんな魅力あふれる人々がいらっしゃる別府で学生として住めていること、そして素敵な人々がたくさんいる別府の魅力を存分にゲストさんに伝えられるワンダーコンパス別府で働けていることに喜びを感じています。10月からは訪日外国人観光客向けのルート作成が始まります。この素敵な街を新たなゲストさんにも伝えられるよう、これからも頑張っていきます!それではまた次回の投稿で!

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