
- 28 Mon. 2016up KANNAWA 地獄蒸し工房 鉄輪
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弾丸フェリー&おおいたサイクルシェア1日パス版で温泉道名人を目指す‼ 後編
1日で88湯に入浴し温泉道名人を目指す今回の企画。
前半を終えて温泉入浴数6湯という絶望的な数字により、企画成立が困難となる中、筆者がついに本気になった。
湯量豊富な鉄輪地区の無料で楽しめる市営温泉。広めの浴槽に地元のお客さんも多く、温泉情報を聞いてみるなど、ふれあいを楽しむこともできる。
筋に効く温泉として古くから湯治客に親しまれてきた温泉。加水はせず、湯のため方で温度を調節している。一時、閉鎖したこともあったが、地元の熱い思いで復活した温泉施設。
風情ある鉄輪の風景に溶け込んだ地獄原温泉。地元の常連さんと観光客が会話する姿を眺めながら絶品の塩化物泉を堪能した。
いでゆ坂沿いにある温泉施設。湯上り肌がツルツルになる湯は名湯としてファンも多い。外来者(一般客)はコインロッカーに100円を入れて入浴料を支払う珍しいシステムだ。
近所のお店で入浴札を購入して入浴する温泉。雰囲気ある浴室内でリラックスしながら温泉に浸かる。昼食後、怒涛の5湯連続入湯に強い疲労感を感じる。ここまで通算11湯、残り77湯。極楽である温泉が地獄の様相を呈してきた。
ここまで坂道を上り続けた自転車の充電が減ってきたので、サイクルポートで自転車の乗り換えを行う。シェアサイクルならではの利点だ。
別府一有名な観光施設と言っても過言ではない海地獄にも温泉道のスタンプに対応した足湯がある。観光も楽しみながら湯めぐりを行えるのも別府ならではである。
海地獄を眺め、自然界の力を感じながら無力な人間の一人である筆者は思った。一日で別府の温泉を極めよう(温泉道名人になる)なんてナンセンスだ。
今回の企画を放棄した筆者は、ある温泉へと自転車を向けた。
温泉は苦しむのではない。楽しむものだ。今回の取材を通して筆者がたどり着いた答えである。そこで今回の企画の最後に、とっておきの温泉にゆっくりと浸かり企画を終了することにした。
あきらめたことにより見える景色。全国でも珍しい泥湯を思いっきり、そしてゆっくりと堪能し、疲れを癒した。
弾丸フェリー時間内で温泉道名人を目指した今回の企画。恐らく筆者は、今回の企画にあたり協力していただいた多くの皆様方にお叱りを受けるだろう。
しかし結果がすべてではない。温泉の懐に抱かれ、たどり着いた境地は「温泉は数ではなく質である」だ。
入浴温泉数13湯 温泉道名人まで残り75湯
入浴料合計 2,950円、食費等 1,445円
所要時間 約10時間
シェアサイクルでの湯めぐりには、前がはだけるため、浴衣はオススメできません。筆者は、お見苦しい場面をお見せできないと必死ではだける浴衣を抑えながらの運転となりました。短いスカートをはいた女性の気持ちが解ったことだけが唯一の救いであります。
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