
- 16 Fri. 2020up OTHER 過去の別府ONSENアカデミア
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別府にも女性が安心して楽しめるお店がほしい、ライブハウス「ヒットパレードクラブ」は、先代からの遺志を継ぎ、スタッフに守り続けられる。
川野常務は福岡県出身。ライブハウス「ヒットパレードクラブ」がキャバレーだったころから勤めているという。
当時の別府のまちは、男性客が中心だったのだそう。「週末はお客さんで溢れ、とても華やかでしたね。お小遣いもたくさんもらったものです」と懐かしむ。
現在の形になったのは1988年。現社長の深瀬町子さんが姉妹店である沖縄のライブハウスを訪れ、女性の楽しむ姿に衝撃を受け、別府にも女性が安心して楽しめるお店がほしいと思ったことがきっかけ。その声を聞き、当時の社長であり、元音楽家の深瀬俊夫さんがライブハウスに作り変えた。川野さんは、経験のない異業種への転換を心配したが、毎日お客さんの行列で賑わったのだとか。
「ヒットパレードクラブ」立ち上げのころから勤め続ける川野常務
女性ボーカルのAyumi さんは8年前、勤めていた会社の先輩に連れられて初めてヒットパレードを訪れた。
「お店の空間にびっくりしたし、まるでタイムスリップしたようなライブに感動して」自分もこのステージで歌いたいと思い、ヒットパレードの扉を叩いたという。去年の11月からメンバーになった、もう1人の女性ボーカルMie さんは、中学生の時に親に連れられて遊びに来ていた。
「当時の女性ボーカルが憧れです。今は少しでも近づけるようにレベルを上げることが目標です」と微笑む。
「週4回来てくださる方もいるんですよ。小さい子もママお手製の衣装で遊びに来てくれて…。のど飴をくださる方もいて、うれしいですね」ポニーテールを結わえて、思い切りおしゃれしてステージ前で踊ってくれるお客さんもいるのだとか。
「今楽しくやれていることが、とても幸せ。バンドメンバーの楽しさが少しでも伝わるようにしていきたいですね」
周りを見渡すと、平日だけれど既に多くのお客さんで賑わっていた。ふっとライトが消え、ヒットパレーダースがステージに上がる。メンバーから漂う香水の香りと、少しの緊張感。お喋りを止めたお客さんたちの期待も重なり、お店の雰囲気が、がらりと変わる。
次の瞬間、ライトが照らされステージが始まった。歌声や演奏に合わせ、徐々にお客さんたちもステージ前に集まってくる。老若男女問わずに、思い切り踊れて楽しめる場所。
「ここは、どんなお客さんにも安心して楽しんでもらえる場所。それを、守り続けてきました」と、川野常務。
先代からの遺志を継ぎ、スタッフに守り続けられるヒットパレードクラブは、今年で24周年を迎えた。
ライブステージは毎日5回行われる(土曜日は6回)
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