
- 27 Thu. 2020up OTHER 別府八湯ウォーク
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「温泉を開くべし」。ある男性の夢に出てきた老僧が示した場所を掘ったところ、温泉が湧いて出たのが浜田温泉の始まりなのだそうだ。
「温泉を開くべし」。明治の初めごろ、この地域には温泉場がなく困っていたという。
ある男性の夢に出てきた老僧が示した場所を掘ったところ、温泉が湧いて出たのが浜田温泉の始まりなのだそうだ。
浜田温泉の前にそっくりな宮造りの建物がもう1つ。温泉の前にあるのは昭和10年に作られた昔の建物で、現在は資料館として見学出来る。
古い蛇口や湯船が昔の姿のまま残されており、長い間大切に使われていた様子が伺えた。
戦前からあるという昔ながらの商店と、新しいお店とが入り混じる商店街の一角にある「CAFE GALLON(カフェ ガロン)」。
シンプルだけどアットホームな雰囲気の店内は昔の喫茶店をイメージしているそうだ。
オーナーの孝湖さんが手作りしたカード類が並ぶコーナーに、注文も忘れて見入ってしまう。
「くろみつ・きなこパフェ」をオーダーし、さっき見つけた赤丸ポストに投函することに決め、ペンを取る。
旅先での出来事を誰に伝えようと考え込んでいるうちにパフェが運ばれて来た。「ごゆっくり」という言葉に甘えて、再びペンを取る。
「ゆったりとした時間を過ごせる居心地の良いお店を見つけました」。旅先で書く手紙は、一緒に訪れたい友人に送る、一足早いお土産だ。
くろみつ・きなこパフェ 480 円
亀川の地名の由来にもなった白亀塚と呼ばれる亀塚がある亀の甲公園。中央の池には橋を挟んで神社の狛犬ならぬ雄雌の狛亀が向かいあって置かれている。近所のタバコ屋さんで六角形の祈願幣を買って、甲羅のくぼみに向かって投げ入れる運試し。大吉とはいかなかったものの、気持ち良さそうに甲羅干しする亀に別れを告げ、商店街を進む。
狛亀の甲羅のくぼみに祈願幣が入ると大吉
「海の見える丘のアトリエ」は、亀川の高台にあるギャラリーを併設したカフェ。その名の通り、目の前に海と空が広がる店内からは、天気が良ければ四国の岬も見えるのだという。
ママの耳で揺れる羽織紐を使ったピアスを見ていると「かわいいでしょ。オリジナルなの」と、自分でデザインしたというリメイク浴衣や竹細工を見せてくれた。
「秋にはここでリメイク着物の販売や、似顔絵のワークショップをするの」と楽しそうに語る。その様子に看板娘のこむぎちゃんもやって来て和やかな空気が漂う。
温泉巡りが趣味というママに色々と教えてもらい、海辺にあるという砂湯へ行ってみることにする。
亀川の高台にあるギャラリーを併設したカフェ 「海の見える丘のアトリエ」。天気が良ければ四国の岬も見えるのだという。
「海の見える丘のアトリエ」の看板娘こむぎちゃんより「8月中はお休みです」
「別府市美術館」の隣にある「別府海浜砂湯」は賑わっていた。
受付で「たくさん汗が出るから、水分をとっておいたほうが良いですよ」と教えてもらい、順番を待つ間に水を飲みながら、外にある足湯に浸かる。
目の前に広がる海を眺められる足湯は、無料とは思えないくらい贅沢な気分が味わえた。
順番が呼ばれ、専用浴衣に着替えて砂の上に横たわると、砂掛けさんが、足から始まり、全身、首周りまでしっかりと砂を掛けてくれた。
温かい砂に包まれながら目を閉じると、血液の巡りが良くなっていることを感じる。
砂の重みと、頬を撫でる潮風のあまりの心地良さにうとうとしてしまい、砂かけさんが砂を均す音が、まるでどこか遠いところから聞こえているかのよう。
「15分経ちましたよ」砂かけさんの声に少しずつ体を起こすと、体に溜まっていた老廃物が流れ出たかのように体が軽くなり、たっぷりと汗をかいていた。
別府市は、株式会社ビームス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:設楽洋)のプロデュースによる新プロジェクト「BEPPU* Local Paragraphs」を立ち上げ、
突然ですが「べっぷぢごくすごろく」完成しました。
『別府ONSENアカデミア』は、温泉の様々な魅力を検証し、大切な資源である温泉を守りながら、国内の多くの温泉地とともに新たな温泉の可能性を全国、そして世界に向けて発信する温泉のシンポジウムです。
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