
- 16 Fri. 2020up OTHER 過去の別府ONSENアカデミア
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あなたが別府で撮った写真を見せてください―。旅先では誰もが、興味を持った物事にカメラを向けるもの。外国人観光客が撮った写真には、私たちが気付かない別府の良さが表れているのではないか。ゲストハウス路地裏で3カ国・地域の5人にインタビューし、スマホで撮影した写真を見せてもらった。
最初の取材日は大型連休明けの平日午前。アテは大きく外れ、こんなに外国人が少ない別府は近年、見たことがないくらい。数件のゲストハウスで聞くと、連休中はとても多かったとのこと。日本の祝日は外国人観光客には関係ないと思っていたのに。仕方がないので出直すことにした。
チェックアウトが最も多いという日曜日の午前9時、気を取り直して出陣。前回親切にしてくれたゲストハウス「路地裏」の門をたたいた。「まだ7、8組はいますよ」。良かった。出てきた若い男性に早速アタック。
韓国から来たイ・ヨンジョンさん。コミュニケーションに苦戦。英語とジェスチャー、やさしい日本語を互いに駆使してやっと通じた。見かねたフロントの方が翻訳機を貸してくれ、以後活用。
杉乃井ホテルのザ アクアガーデン。泉都の夜景も写り込んだ秀逸な1枚。
続いてフランスから来たカップルに突撃。ガブリエル・フリードマンさん。歩いて地獄めぐりをしたそう。鉄輪周辺の地獄だけでなく、2㌔以上離れた血の池地獄の写真もある。なんと健脚。
途中に立ち寄ったという神社。取材班も行ったことのない場所。きっと鉄輪周辺と推測。
拝殿。
続いて女性にも聞いてみた。台湾出身のエイミーさん。東京に4年住んでいて、日本全国を旅しているそう。九州に足を踏み入れるのは初めてで、温泉を満喫。
絵はがきのような海地獄の写真を見せてくれた。
韓国から来たライアンさん。横浜に住んでいたことがあるそう。バイクで四国と九州を回っていて、別府は2回目とのこと。
十文字原のベストショット。県民カップルの定番スポットも、気のせいか何となく、新鮮に見える。
台湾の張竣迪さん。前夜に別府へ着いたばかり。気さくに取材に応じてくれた。英語とポケトークとちょっとの日本語でコミュニケーション。
取材班も楽しくなってきた。
商店街のシンボル、やよい天狗はやはり気になったもよう。
前の晩は近場で焼き鳥を食べたが、店の名前は「分からない」とのこと。編集部も全力で調べたが、判明しなかった。お店の方、ぜひご連絡ください。
一度帰社して、皆さんに送信してもらった写真をチェック。フリードマンさんが行った北鉄輪の天満宮を取材班も目指した。車で県道から脇道に入り、そろそろと坂道を上っていると、左側に「あった!」。こんな場所、どうやって見つけたのだろう。
拝殿の後ろには木立が広がり、静かで厳かな雰囲気。
見せてもらった写真と同じ構図。間違いない。ここです。境内からは別府湾まで見渡せ気持ちいい。教えてくれてありがとう!
導いてくださりありがとうございました。よい場所にたどり着きました。
学問の神様に申しあげるのもアレですが、良縁を…。
ゲストハウス路地裏 http://gh-rojiura.com
別府市は、株式会社ビームス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:設楽洋)のプロデュースによる新プロジェクト「BEPPU* Local Paragraphs」を立ち上げ、
突然ですが「べっぷぢごくすごろく」完成しました。
『別府ONSENアカデミア』は、温泉の様々な魅力を検証し、大切な資源である温泉を守りながら、国内の多くの温泉地とともに新たな温泉の可能性を全国、そして世界に向けて発信する温泉のシンポジウムです。
別府の古墳は、血の池地獄の泥で赤く塗られている そんな話をご存知だろうか? 6世紀後半から7世紀初頭(今から1400年以上前)には、地獄の泥が塗料として利用されていたというのだ。 別府の知られざる古代ロマンを紐解いてみよう。
一人べっぷカレージャンボリー「カレー道引退宣言⁉」 其の三
あなたが別府で撮った写真を見せてください―。旅先では誰もが、興味を持った物事にカメラを向けるもの。外国人観光客が撮った写真には、私たちが気付かない別府の良さが表れているのではないか。ゲストハウス路地裏で3カ国・地域の5人にインタビューし、スマホで撮影した写真を見せてもらった。
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